こんにちは!
今回は、「まつ毛を伸ばそう!美容液と治療薬の違い※美容液ではまつ毛は伸びない」といったテーマについて解説をいたします。
まつ毛エクステや付けまつ毛に頼らずに、自分のまつ毛を伸ばしてアイメイクを楽しみたい!
こんな思いを持ってらっしゃる方は多いと思います。
今回はそんな方に向けて「まつ毛美容液と治療薬の違い」についてまとめていきます。
当記事は、医師である友利 新 先生の動画を参考にし、構成しています。
お化粧のせいでしょうか?若い頃より、まつ毛の量が減ってきたように思いますので是非参考にさせていただきます!
1.日本人の平均的なまつ毛の量と長さ
上まつ毛
約100~150本ぐらい
約8~1.2ミリ
下まつ毛
約70~80本ぐらい
約7~8ミリ
※個人差があります
平均的なまつ毛の量と長さは上記の通りです。
まつ毛エクステのサロンでオーダーする際には、量は150本程度、長さは12ミリ程度にしてもらうと人工的に見えない自然なまつ毛に仕上がります。
なるほど!自然に見せる事って大切ですよね!
2.まつ毛美容液ではまつ毛は伸びない
早速、結論をお伝えしてしまうのですが、まつ毛美容液ではまつ毛は伸びません。
まつ毛美容液は、そもそも化粧品です。
化粧品は塗った部位にシミができるのを隠したり、予防したりするためのものです。
まつ毛美容液も同様で、まつ毛にツヤを与えたり、健康的に保つためのものとご理解ください。
まつ毛美容液では伸びないんですね。。(´;ω;`)
(1)薬事法上の化粧品とは
「化粧品」とは、医薬部外品と比較してもさらに効能・効果が緩和で、清潔にする、美化する、魅力を増す、健やかに保つなどの目的で使用される製品です。
もう一度お伝えします。
まつ毛美容液は、まつ毛を元気に健康的に保つために使うということを覚えておいてください。
化粧品で毛を生やす、伸ばすといった効果を得ることは絶対にできません。
なぜなら化粧品は法律上、「発毛や育毛効果を得るための成分を入れられないもの」にあたります。
言い換えると「発毛や育毛効果があってはいけないもの」なのです。
(2)まつ毛美容液の用途
まつ毛美容液の用途
・まつ毛自体を健康にして抜け落ちにくくする
・まぶたのスキンケア
・メイクなどの汚れ落とし
タンパク質やコラーゲン、ヒアルロン酸が配合されているものが多いので、上記の効果は十分に期待できるでしょう。
3.まつ毛を伸ばしたい人は医薬品である治療薬を選ぼう
まつ毛を伸ばしたい人はビマトプロストが配合されている治療薬を選びましょう。
まつ毛貧毛症治療外用薬
グラッシュビスタ外用液剤0.03%
ビマトプロストは毛根に働きかけて、毛が長く太くなる成長期を伸ばす成分です。
毛の成長期の継続時間がなくなればなるほど、毛も長くなります。
この薬はまつ毛貧毛症(睫毛貧毛症 しょうもうひんもうしょう)の患者に処方されます。
十分まつ毛はあるがそれでも伸ばしたいという方は、美容皮膚科などで自費診療で買えるようです。
4.副作用
医薬品なので副作用ももちろんあります。
皮膚につくと色素沈着してしまうという副作用です。
塗布する際は、まつ毛の生え際だけに塗らないと、目の周りが黒ずんでしまいます。
薬に付属してくる、アプリケーター(ハケ)を使って慎重に塗布をしてください。
薬がまつ毛の生え際以外についた場合はコットンやティッシュなどで拭き取ってください。
副作用を理解した上で使用するようにします。
5.まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「まつ毛を伸ばそう!美容液と治療薬の違い※美容液ではまつ毛は伸びない」といったテーマについて解説をいたしました。
まつ毛が少し伸びるだけで、目の印象ってとても変わりますよね。
美容液と治療薬の併用は可能です!
双方の用途を正しく理解して「まつ育」していきましょう!
まつ育頑張りますね!ありがとうございました!