こんにちは!フードコーディネーターのYuka Arimaです。
今回は、「プロテインで免疫力アップ!タンパク質の体温上昇効果!」といったテーマについて解説していきます。
コロナウイルスの流行にともない、免疫力の低下を防ぎたいと思っている方に向けた記事です。
この記事を読んでいただくと、免疫力の低下を防ぐ知識が得られます。
また、基礎代謝量アップや、脂肪燃焼増進についての知識も得られます。
免疫力を上げる方法はぜひ知っておきたいです!
1.結論
高タンパク食を心がけましょう!
タンパク質には高い体温上昇効果があります。
この効果は食事で吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費される作用によるものです。
この食事で体熱が消費される作用のことを、特異動的作用といいます。
特異動的作用で消費されるエネルギー量は摂取する栄養素の種類によって異なります。
特異動的作用で消費されるエネルギー量
・たんぱく質のみを摂取した場合は、摂取エネルギー量の約30%
・糖質のみを摂取した場合は、摂取エネルギー量の約6%
・脂質のみを摂取した場合は、摂取エネルギー量の約4%
2.免疫力が上がる仕組み
免疫力が上がる仕組みには、血流がよくなることが大きく関わります。
以下がタンパク質の摂取による免疫力が上がる仕組みです。
【仕組み】
・体温が上がると血液の流れがよくなり免疫力が高まります。
・血液は体中に栄養を送り届け、老廃物を持ち去ってくれます。
※血流が悪くなると、体内に異物を発見しても、素早く駆除してくれる白血球を集めにくくなり、ウイルスや細菌に負けて発病しやすくなってしまいます。
3.基礎代謝量も上がる
体温が上がるということは、基礎代謝量が上がる効果が期待できます。
体温が1度下がると、代謝が12%ダウンするとも言われています。
筋トレをしなくてもプロテインを飲む、モデルさんや女優さんがいらっしゃる理由はこれです。
4.他にもたくさんの効果があります
タンパク質を摂取することで、他にもたくさんの効果が得られます。
・筋力の低下が抑えられ、疲労感が抑制される
・ホルモンや神経系のバランスが崩れにくくなり、イライラが少なくなる
・肌のハリや、爪のツヤが出やすくなる
タンパク質の効果なんて、トレーニングをする人以外はあまり気にしなくていいと思ってました!
5.アミノ酸スコアとは
食品中に含まれる必須アミノ酸のバランスを評価したものを「アミノ酸スコア」と言います。
アミノ酸スコアは100に近いほど良質なタンパク質食品ということになります。
アミノ酸スコアの高い食品は大豆、鶏肉、鯵、鶏卵、豚肉、鮭、牛乳、牛肉で、いずれもスコアは100です。
以下は株式会社タニタさんの公式サイトからの引用です。
タンパク質についてわかりやすく説明してくださっています。
●たんぱく質
たんぱく質は筋肉や内臓、髪、爪などを構成する成分で、ホルモンや酵素、免疫細胞を作る役割ももちます。たんぱく質は体内ではアミノ酸となり、これが細胞の基本成分であり、遺伝子情報のDNAもアミノ酸から作られています。
アミノ酸は大きく分けて2種類あり、体内で合成できるアミノ酸と、合成出来ないアミノ酸があります。後者は食物から摂取しなくてはならない9種類の特別なアミノ酸で「必須アミノ酸」と呼ばれています。食品中に必須アミノ酸が1つでも不足していると、タンパク質としての栄養的価値が下がってしまいます。食品中のたんぱく質の品質を評価するための指標に「アミノ酸スコア」があります。アミノ酸スコアとは、食品中の必須アミノ酸の配合バランスを点数化したものです。この点数が100に近いほど「良質なたんぱく質」であることを示します。卵、鶏肉、鮭、牛乳などのアミノ酸スコアは100で、大豆は86と少し低くなります。主食である米は65点、パンなどの材料となる小麦は37点です。例えば、穀類は必須アミノ酸であるリジンが不足していますが、リジンが豊富な鶏肉などの動物性食品などと一緒にとることで、アミノ酸バランスが改善され、アミノ酸スコアを高めることが出来ます。
引用:株式会社タニタ https://www.tanita.co.jp/
6.アミノ酸スコアが高いプロテイン
アミノ酸スコアが高いプロテインをふたつご紹介しておきます!
内科、皮膚科医の友利新先生がご自身のYouTubeでご紹介されていたので、安心してお飲みいただけるかと思います。
ホエイプロテイン
FIXIT プロテイン ホエイ プロテイン THINK SIMPLE
ソイプロテイン
高級パーソナルジムchacharito監修!100%植物性のマクロビプロテイン
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「プロテインで免疫力アップ!タンパク質の体温上昇効果!」というテーマで解説してきました。
食事制限をして体重をただ落とすだけのダイエットをしてしまい、免疫力を下げてしまうのは禁物です。
体温を高めて、強い身体作りもできた方がいいですよね!そのためには、肉・魚・大豆製品のたんぱく質が必要です。