大阪イチ、フットワークが軽い、パーソナルトレーナー嬉野智哉です!
今回は『女性が悩む生理痛や症状の改善におすすめの栄養素』という内容で解説していきたいと思います。
毎月の生理痛が苦しいので、改善されるなら是非覚えておきたいです!
ちょっとマニアックな内容になっていますが、分かりやすいように解説していきます!
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1.なぜ生理痛が発生するのか?!
そもそも、生理中に生理痛が起きるのはなぜなのでしょうか?
生理痛の主な原因として挙げられるのが、痛みの原因物質となるホルモンの過剰分泌です。
痛みの原因物質3つ
・アラキドン酸
・プロスタグランジン
・ブラジキニン
生理痛には『アラキドン酸』『プロスタグランジン』『ブラジキニン』の3つが大きく関わってきます。
(1)アラキドン酸
『アラキドン酸』とは、皆さんが聞いたことある単語で言うと、『n-6系不飽和脂肪酸』と呼ばれる物質です。
魚や卵などにも含まれていますが、主に肉類に多く含まれています。
現代では肉食系が増え、過剰摂取傾向が問題になっています…
アラキドン酸の性質
①免疫機能を調整
②高血圧予防
③コレステロール値の軽減
④学習力・記憶力の向上
本来は上記に記載したように、体に良い働きをしてくれます。
しかし、良い働きをしてくれるはずのアラキドン酸が、お肉の過剰摂取により、女性の体に対しては生理痛の原因物質として悪い働きをしてしまうのです…
次に、過剰摂取により次に出てくる『プロスタグランジン』を生成してしまいます。
(2)プロスタグランジン
妊娠をしなかった場合に分泌されるプロスタグランジンというホルモンが分泌されます。
『プロスタグランジン』はアラキドン酸から合成されます。
プロスタグランジンの性質
①血圧上昇・降下
②子宮筋の収縮
③血管拡張
④末梢神経作用
これらの働きがあります。
本来はこれらの働きにより、不要になった粘膜を血液とともに体外に押し出す働きをするホルモンです。
しかし、分泌量が多いと生理痛の原因になってしまします。
(3)ブラジキニン
次に『ブラジキニン』の性質です。
体の中で起こる鈍痛のほとんどが、「発痛物質」によって引き起こされます。
この代表がブラジキニンです。
正常時は「発痛物質」は作られませんが、病気やストレスにより産生されます。
ブラジキニンの性質
①血管拡張による血液低下
②障害や炎症を生じている組織で皮下の浮腫
③知覚神経終末への痛み刺激を生じる
などの働きがあります。
上記の3つの物質全てが生理痛に大きく関与し、女性の痛みを誘発しています。
食べ物やストレスが関係していたんですね。
原因が分かれば対策はしやすいですよね!?日頃からセルフケアを意識するようにしましょう。
2.生理痛改善のカギ!
女性の生理周期には食生活も密接に関係しています。
日々の食事に気をつけることで、今までの痛みを軽減できる可能性が大いに期待できます。
まずは自身の普段の食事習慣を把握する必要があります!
ここで大切なのが1日の中で、どの栄養素をどれだけ摂取している!
と言うことではありません。
1週間の中での食事の傾向を掴むことがポイントです。
油物が多いのか、サラダなどの食物繊維が多い食事なのか、栄養はどれだけ摂取できているのか?!
これができてから初めて、足りない栄養素を補うプランが立てられるのです!!
3.生理痛改善の為のおススメ栄養素
(1)オメガ3脂肪酸 a-リノレン酸、DHA、EPA
多く含まれる食材:アマニ油、くるみ、青魚
(2)ビタミンA 抗酸化作用
多く含まれる食材:人参、うなぎ、にら
(3)ビタミンC
多く含まれる食材:ローズヒップティー、ピーマン、パプリカ、キウイ
(4)ビタミンE
多く含まれる食材:アーモンド、アボカド
(5)ポリフェノール
多く含まれる食材:カカオ
上記栄養素の摂取をおススメします!!
あくまでも一般的に女性に足りてない栄養素としてリスト化したものです。
他に栄養素が足りてないものがあれば、必ず補う必要はあります!!
4.まとめ
いかがだったでしょうか?
生理痛に今まで悩まれていた方に届けば嬉しく思います!!
薬などに頼り過ぎてしまうと、妊娠や出産のリスクも高めてしまいます。
自分に合うか分からないと思いますが、一度試してみませんか?!
あなただけの悩みではないです。
多くの女性が悩んでます。
あなたの痛み、症状が軽減させるお役に立てれば幸いです。
今、教えていただいた内容を気を付けて、これからの日常生活を送ってみたいと思います。
生理痛でお悩みになっている女性は多く、相談も多かったので今回の記事にしてっみました。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。