みなさんこんにちは。管理栄養士の市場です。
今回は、『プロテインレバレッジ仮説とは!コロナ太り対処法は食べるダイエット!?』という内容で皆さんにお伝えしていきたいと思います。
この記事を書いた人
私も気を付けてはいるのですが、家にいる事が増えてやっぱり太ってしまいました。
やっぱりコロナ禍のステイホーム時間がどうしても多くなってしまいますよね。
そんな今だからこそ知っていただきたい内容でしたのでブログにしてみました!
【この記事のターゲット】
食欲が全然抑えきれなくて困っている人
【結論】
「プロテインレバレッジ仮説」という、たんぱく質を摂取する事で食欲が抑えられる考え方を試してみましょう!
この記事では、このあまり聞き馴染みのない仮説をご紹介していきますね♪
1.コロナ太りしてしまう原因
このコロナ禍は、いつまで続くのでしょうか。
withコロナという考え方があらわれたように、これからはこのウイルスとどうやって付き合っていくのかが喫緊の課題です。
新型コロナウイルス出現前の、今よりもストレスが少ない日常に戻って欲しいとみなさんが思っていることでしょう。
外出しにくい。
今までと勝手が違う。
コロナに脅えながら生活をしなければいけない。
これ以外にもたくさんのコロナストレスが発生しているかと思います。
そんな中、ストレス発散のために『食』に走ってしまう方も多いと思います。
過食まではいかないにせよ、美味しい物や好きな物をたくさん食べてストレスを発散しがちになってしまう環境だと思います。
『食』を楽しむ事は私も大好きなのですが、コロナ禍で外出機会が減り、体を動かす事が減ったにも関わらず、食べる事でカロリーを摂取するので太ってしまうという悪循環が生まれてしまいます。
こういったメカニズムが原因でコロナ太りする人が多いというのが多くの原因です。
今は、分かっていてもなかなか改善しにくい状況かと思います。
(1)ストレスと食欲の関係性
人間はストレスが溜まってしまうと脳の疲れも同時に溜まってしまう状態になってしまいます。
普段よりもイライラしやすかったり、エネルギー消費が多くなってしまうからと言われています。
そんな時に糖分が多く含まれる甘い食べ物や脂質が多いラーメンや、焼肉、ファストフードを想像してしまうだけで「あ~!食べたい!!」って思ってしまうのがストレスと食欲の関係性という事になります。
ストレスが溜まってしまうと食欲も刺激されてしまうメカニズムとなります。
くたくたに疲れている時って、こってりラーメンが食べたくなるんですよねー!
(2)幸せホルモン『エンドルフィン』
上記でストレスと食欲の関係性を簡単にお伝えさせていただきました。
では、美味しい物を食べた時の幸せホルモンについてもお話させていただきます。
糖分や脂肪分の『美味しい』と感じる味覚情報には、脳内にエンドルフィンという物質を作らせます。
人間にとって、糖分や脂肪は大切なエネルギー源なので、美味しい物を食べた時に喜びを感じるようにインプットされている作りになっています。
この時に幸せだと感じるエンドルフィンというホルモンが出るので、ストレスが多い時には本能的に幸せホルモンを欲するという事になります。
ストレスが溜まる → 幸せホルモンを分泌させたい → 糖質、脂質の多い食べ物を食べたくなる!
なるほど!無性に食べたくなる時は、こんな仕組みだったんですね!
幸せホルモンについて詳しく知りたい方は、嬉野トレーナーのブログ記事を参考にしてみてください!
2.コロナ太り対処法
コロナ太りの対処法は様々です。
まずは余分に摂取してしまったカロリーを無くす為にどうすればいいのかという考え方が、一般的です。
①カロリー摂取しないように我慢する。
②過剰摂取した分、カロリー消費する。
上記の2つが一般的に考えられるパターンかと思います。
しかし、今回お伝えさせていただきます方法は全く考え方が別になります。
この2つよりも我慢が少なくて済むと私は感じましたので、解説させていただきますね。
我慢する事が少なくなればストレスリスクも下がりますね!
3.プロテインレバレッジ仮説
プロテインレバレッジ仮説とは2005年にオックスフォード大学のシンプソン博士が発表した「人は1日のタンパク質の必要量を満たすまで食事をとろうとする」という仮説になります。
簡単に説明しますと、『たんぱく質をいっぱい食べる事で食欲が抑えられる!』というものです。
太らない為になんでいっぱい食べるんだ!?って思うでしょう!笑
私もこの仮説を知るまではそうでした。笑
食欲を我慢するのでは無く、なるべくたんぱく質をいっぱい食べる事で食欲が抑えられるというのが人間の作りになっているそうです。
食欲とたんぱく質は一方が増えると一方が減るという仕組みです。
スイーツは別腹なんて言葉があるように、スイーツはいっぱい食べても満腹感はあまり無いですが、お肉(たんぱく質)を食べるとある程度でお腹いっぱいに感じる感覚がまさにこの理論と言えます。
そんな仮説があるなんて初めて知りました!確かに言われてみれば、そう感じます!
皆さんも共感できる経験があるという人は多いのではないでしょうか。
4.食べるべきたんぱく質量
厚生労働省が発表しています国民健康栄養調査による発表ですと、1日に必要なたんぱく質は体重×1g(グラム)になります。
例えば、体重が65㎏の人は65gのたんぱく質を摂取すれば食欲は抑えられるという事になります。
牛もも肉(赤身のお肉)100gあたり約20gのたんぱく質が入っていると言われておりますので、もし、65g取ろうと思ったら300gの牛もも肉(赤身のお肉)を食べれば食欲を抑えられるという事になります。
しかし最近では、たんぱく質を強化した食べ物も色々ありますのでご紹介していきますね。
今からお伝えしていく食べ物で効率良く、たんぱく質を摂取していきましょう♪
5.たんぱく質強化食品
単純にたんぱく質を摂ろうと思っても、絶対に他の栄養素も同時に摂取してしまいます。
それが、糖質や脂質であれば非効率となってしまう事はイメージできますよね!
ですので、『たんぱく質強化食品』で効率よくたんぱく質を摂取する事をオススメいたします。
プロテインレバレッジ仮設に適したたんぱく質強化食品をご紹介していきたいと思います。
世にはたくさんのたんぱく質強化食品がありますが、ケンコレが厳選したオススメの物だけをご紹介していきますね♪
より無駄なく、たんぱく質を摂取したいですね!
(1)プロテインバーソーセージ
余分な間食や炭水化物を食べる代わりにプロテインバーソーセージを食べる事をオススメいたします。
調理の必要が無く、すぐに食べられる事と約3か月の賞味期限と長持ちしますので、冷蔵庫にストックしておくと、とても便利です!
食べる時はしっかりと噛んでゆっくり食べるように心がけてください。
ひと口あたり30回の咀嚼回数が理想とされています。
甘いおやつを我慢して、プロテインバーソーセージに置き換えてみましょう!
(2)プロテイン
プロテインレバレッジ仮設の名の通り、プロテインを飲む事が最適と言えるでしょう。
プロテインを飲んだことがある人はご存知かと思いますが、腹持ちがいいので、次の食事まで空腹でストレスになる事が軽減されます。
これはプロテインレバレッジ効果のあらわれと言っていいでしょう。
また、プロテインと書かれたドリンクがコンビニ等でも購入できますが、出来る限り粉末プロテインを飲むようにしましょう。
6.まとめ
上記にお伝えしてきました内容を分かりやすく医師の友利 新 先生がYouTubeにて解説していますので、是非見ていただいて理解を深めてください。
友利 新 先生は実際にプロテインレバレッジ仮設に基づく方法で食事をされており、実感できた事や食事の構成なんかもお話してくださっています。
友利新先生の動画を見て私もチャレンジしてみます♪
ケンコレは皆様の健康をサポートするお役立ち情報をこれからも発信し続けていきます。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。