こんにちは!フードコーディネーターのYuka arimaです。
今回は「科学が実証!メンタル改善に効果的な食べ物について」といったテーマで解説をしていきます!
最近は本格的に冬に突入して一気に寒くなってきましたね。
そしてコロナ禍という事で常にコロナウィルスの脅威が身近にあり、知らず知らずのうちにストレスにさらされていたりします。
この時期にはメンタル不調になる人が多いかと思いますので、是非予防のために最後まで読んでみてください。
朝が寒くなると起きにくいですし、布団から出るのが嫌になります。
今回はそんな晴れない気持ちを、少しでも楽にする効果が期待できる食材をご紹介したいと思います。
1.気分障害について
気分障害というのは、脳内分泌ホルモンが低下しているのではないかと言われています。
その脳内分泌ホルモンで有名なのがセロトニンと言う物質ですね。
このセロトニンについて、まずはお話しておきますね。
(1)セロトニンとは
セロトニンは別名「幸せホルモン」「ハッピーホルモン」なんて言われています。
脳内にセロトニンがしっかりとある状態であれば、気分が落ち込む事が防げると言われています。
セロトニンの分泌は日照時間によって大きく左右されます。
光によって、たくさんのセロトニンが出たり、少なくなったりします。
健康な人でも冬になるとセロトニンの血中濃度が少し下がって、夏になるとまた上がってくるという研究結果が出ています。
冬というのは日照時間が少ないので必然とセロトニンが少なくなってしまうという事ですね。
朝起きる時間をイメージしてみてください。
夏の朝6時と冬の朝6時とではお日様の出かたがちがいますよね!?
朝起きてどんより暗い状況と、朝日が照っている清々しい朝とでは気分が全然違います!
これはセロトニンが影響しているという事になりますが、今回は食べ物の栄養素で改善しようという内容になっています!
2.セロトニンを増やす栄養素
なんと、食べ物の栄養素でセロトニンを増やしてメンタル改善できると言われております。
季節や天候に左右されずにセルフコントロールできるなら、是非とも知っておきたい内容かと思います。
女性特有の気分がすぐれない日もあるので、知っておきたいです!
(1)ビタミンC実験
ニュージーランドのクライストチャーチにあるフリーラジカル研究センターで行われた実験によればセロトニンやアドレナリン、オキシトシンといった気分を上げるホルモンはビタミンCに大きく関係しているという事なんです。
では、どのようにビタミンCを摂取すれば効率がいいのかを実験した結果になります。
実験内容は3つの群に分けて実験しました。
・ビタミンCサプリを飲んだ群
・ビタミンCが豊富に含まれているキウイフルーツを食べた群
・何も摂取しなかった群
この3群でそれぞれどれだけの幸福感が感じられたのかをみた実験になります。
①結果
サプリとキウイの群は2週間すると血中のビタミンCの濃度が上がるのですが、幸福感で言うとキウイを食べた群が幸福感が多かったという結果がでています。(サプリとキウイのビタミンCの量は同等)
え!?同じ量のビタミンCを摂取しているのに、結果に差が出るなんて不思議です!
はい!結果としてはとても興味深い結果ですね!
キウイにはビタミンCの他に食物繊維やミネラルが含まれますが、食物繊維は腸内環境を良くすると言われています。
実は腸内環境もセロトニンといった幸福ホルモンに関与しているのではと言われています。
1つの栄養素にフォーカスするのではなく、全体的に栄養素を取る事で幸福度がアップしやすいという事が分かったということです。
3.ケンコレがオススメする朝ルーティーン
これは気分が落ち込み気味な人にオススメする朝のルーティーンになります。
・朝起きてカーテンを開け、朝日を浴びてキウイフルーツを2個食べる!
この事で血中のビタミンCの濃度を上げてセロトニンやオキシトシンを増やして気分を上げて仕事や勉強に活力を付けて元気で健やかに生活する
4.まとめ
今回ご紹介した実験結果では栄養素だけを考えるのではなく、全体的にバランスのとれた食事が大切なんだなと感じました。
サプリメントは栄養を補助的に摂取する物としては便利ですし私も飲んでいますが、サプリだけでは完全ではないという事が言えるのではないでしょうか。
なお、内科・皮膚科医の友利 新先生がYouTubeにて分かりやすく解説してくれていますので、こちらも是非チェックしてみてください!
食事には栄養素を摂取するだけではなく、咀嚼による脳の活性化やその他色々な面で健康に良い要素があるので、しっかりと健康にいい食事をとるという事は、毎日の生活でとても重要なんだなと考え直すきっかけになったのではないでしょうか。
これからもケンコレは色々な分野で皆様の健康をサポートする記事を公開していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。