今回は、太る原因について詳しく解説していきたいと思います。
太ってしまう原因は、食べ過ぎによるカロリーが問題と思ってる人が多いと思いますが、実はカロリーだけが問題ではないケースも存在します。
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そこで、この記事ではスポーツトレーナーの観点から原因について調べていきたいと思います。
1.太る原因について考える
自分は太らない!と思っていても、気づけば太ってきて焦ってしまうケースが非常に多いと思います。
太る原因となるのは大きく2つです。
1つ目は運動量の減少。
日常生活を送る中で、便利なものが増え、歩く距離も減り、行動範囲も狭くなってしまうのが運動量の減少要因として挙げられます。
2つ目は、日々の食生活です。
仕事などの影響で、食事を摂取するタイミングや摂取する量が変わってしまうっていうことはありませんか?
日常生活の中で疎かになりがちなのが日々の食事です。
太ってしまうと痩せないといけないって思うけど、何をしていいのか分からないんですよ。
はい。私たちトレーナーが分かりやすく解説していきますね!
(1)太りやすい体質
太りやすい体質になるのは遺伝子だけが原因となるのではなく、インスリンの分泌が大きく関わってきます。
インスリンとは、体内で分泌されるホルモンの一種です。
炭水化物を摂取すると、ブドウ糖として分解されその際に血糖値が上昇しないように膵臓からインスリンが分泌されます。
ここでインスリンの過剰分泌が起きることで太りやすい体質を作り出してしまいます。
(2)日々の食生活
普段の生活の中で、ご自身の食習慣の把握を意識されている方は非常に少なく思いますが、日々の食習慣がカロリー以上に重要になってきます。
把握の習慣がない方にオススメなのが、写真での記録です。
最近では食事アプリも数多くリリースされていますし、摂取したものを写真で収めることで簡単に日々の食事の把握ができてしまいます。
僕の場合、仕事のストレスで暴飲暴食してしまう事があります。
写真で管理する事で、今後気を付けようって思う抑制効果が期待できますよ。
①不規則な食生活が影響
多忙な日々で不規則な生活が強いられる現代社会ですが、食生活にも大きな影響をもたらしています。
私のクライアントさんの改善例をご紹介します。
この方は1日2食の生活や、1日1食の生活を送られていた方がいらっしゃいました。
どんなに運動を行なっても代謝が悪く効果が出にくかかったのですが、食生活を見直すだけで飛躍的に効果が現れてきました。
こんなケースもあるように規則正しい食事が大切です。
ダイエットを志す方が1番初めに目を向けることは食事です。
(3)運動不足が原因
歳を重ねるごとに運動量は自然に減っていってしまう傾向があります。
運動量が落ちてしまうと、基礎代謝はもちろん燃焼率も減少していってしまいます。
「いかに食事量を減らすか」「いかに摂取カロリーを減らすか」について躍起になってしまう方が非常に多いのですが、減らす前に1日のカロリー消費量はどれぐらいなのかを把握する必要があります。
実際に1日の行動を記録して把握するようにしてみましょう!
運動不足はあきらかに自覚があります。
まずはスマホで日々の歩数を把握する事から始めていきましょう。
(4)睡眠不足
太っている方に多く共通することが睡眠不足です。
「良質な睡眠」について巷でいくつか紹介されていますが、ここでは自律神経の切り替えについてフォーカスします。
良質な睡眠を行い睡眠不足を防ぐためには、寝る前にリラックスする時間を取り入れてください。
入眠前に交感神経から副交感神経にスイッチを切り替えてあげる必要があります。
この切替がうまくできないと、日中の過剰緊張状態が累積していき、睡眠の質は低下し寝不足の原因になってしまいます。
2.おすすめのダイエット方法
1日3食・適度な運動に限ります。
1番のポイントとして過度な制限、過度な運動にならないということです。
無理な短期間の目標を立ててしまうと「過度な制限」や「過度な運動」を行ってしまいがちです。
スモールステップを積み重ねて、目標に向かって軌道修正することも大切になります!
まずは1日の摂取している食事のバランスの把握、毎朝体重計測することをオススメします。
1日3食と適度な運動は健康ダイエットの基本になります!
(1)食事制限によるダイエットはオススメできない
食事制限はオススメできません。
人間の身体は繊細にできていて、エネルギーが消費されて補充が必要な時にお腹が空きます。
この際に必要栄養素が欠如してしまうと本来活動に必要なエネルギーを作り出せなくなり、これが繰り返されると、身体は飢餓状態に備えて省エネモードになってしまいます。
食事制限をしてしまうと、消費しにくい身体になり、ますます身体に変化がおとずれにくくなります。
食事制限は絶対にオススメできません。
(2)運動によるダイエット
運動はもちろんオススメですが、あくまでも身体を作り出しているのは日々自分が口にした食材でできているということです。
つまり運動だけにフォーカスして、日々の食事が乱れていると本末転倒です。
運動は、健康的な身体を手に入れる手段としてもちろん必要不可欠ですが、健康的な食事とミックスさせることが重要です。
3.ダイエットで気を付けるべきポイント
細かいものを言い出すとキリがないぐらいありますが、誰でもできるポイントとしては、日々の自分についての把握です!
毎朝の体重計測と昨日食べた内容を把握することで、ダイエットの効果は上がっていきます。
食事内容の把握ですが、これは細かなカロリー計算とかでなく「油物が多かった」のか「炭水化物が多い食事だった」のかなど大枠で考えてもらって大丈夫です。
これを行うことで、体重の変動があった時に「食事バランスが悪かった」のか「食事量が少なかったから」なのか、変化に対しても分析を簡単にすることができます。
このポイントを抑えるだけでも結果に近づきます。
(1)すぐに痩せる事を考えない
すぐに痩せる1番の方法は、食事をしないことです。
しかし、実際にこれを行うと、生命の危機に陥ってしまうと言っても過言ではありません。
これを踏まえて考えても食事をしないということは、現実的でないことはお分かりいただけると思います。
結果を求め過ぎるあまり、食事を乱れさせてしまうことにより「ホルモンの乱れ」「神経の乱れ」など身体に悪循環をもたらすだけです。
“ダイエットは長期的に行う“を念頭に置いてみましょう。
私たちトレーナーは健康に痩せる事を第一条件に提案しています。
①計画をしっかりとたてる
ダイエットに失敗してしまうケースは必ずといっていいほど計画に無理が生じています。
計画を立てるべき項目の代表例が①期間②運動頻度③食事制限、この3つです。
まずはじめに決めるべき計画は“期間“です。
ここが短くなればなる程、運動頻度も食事制限も過剰になってしまい、計画倒れが起きてしまう原因となります。
この期間を中期・長期で計画を立てれる方は成功率が高い傾向にあります。
3ヶ月で10キロ痩せたい!こんな気持ちはわかりますが、その10キロは何年かけて増えてきたのかを考えてください。
3年で増えたのであれば、3年で減らしていくのが無理のない計画と言えます。
(2)過度なダイエットは行わない
誰しもが結果を求めすぎ、過度な目標を立ててしまいますが、今後リバンドせずに体型を維持する為にも計画が大切になります。
実際にクライアントにも自己流で過度なダイエットを行い、その後リバウンドしてしまった方がいらっしゃいました。
ダイエットを再出発するために、私と一緒に少し緩めの計画を立てることから始めています。
過度なダイエットは長続きしませんし、続ける事で体への負担も大きくなります。
①食事を極端に減らす
上記でも出てきましたが、食事量を減らすことは過剰摂取している方以外オススメできません。
ここで大切なのはバランスです!
細かな計算をして食事を選ぶ必要はないですが、偏った栄養を調整してあげるだけでも身体には変化がおとずれます。
栄養失調などの病気にならない為にも、食事量の極端な減量はお控えください。
4.まとめ
いかがだったでしょうか?
太る原因はカロリーじゃない!?パーソナルトレーナーが教えます!という内容で解説してきました。
パーソナルトレーナーと行うダイエットは、短期的に結果を出す過度なダイエットを想像してしまうかもしれません。
これは一時的に効果が出ても、また元の体系に戻ってしまう事が多いのと、体に負担が大きくかかってしまいます。
1日3食の食事と適度な運動が重要です。
個別相談などあれば、私たちケンコレメンバーでサポートしますので、ご連絡お待ちしています。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。