こんにちは、パーソナルトレーナーの嬉野智哉です!
今回は「【健康意識が高い女性が陥りがち】食事制限によるタンパク質と炭水化物の不足」についてお話ししたいと思います。
私のクライアント様の割合は女性の方が多く、健康意識が高い女性に共通する考え方があることに気づきました。
これから、運動を始める、ダイエットをする方の参考になればと思い、この記事を書きました。
『運動・ダイエット』以外の目的をお持ちの方にも参考になる部分があると思うので、是非最後まで見てください。
はい!勉強させてもらいます♪
1.健康意識が高い女性が陥りがちなマインド
それは『他人と自分』を比べてしまうことです。
トレーニングの体験にお越しいただいた際の最初のヒアリング時に、トレーニングの目的をお聞きすると…
『〇〇ちゃんより痩せたい』
『会社で私だけ太っている恥ずかしさから抜け出したい』
『あのモデルさんみたいになりたい』
と、他人と比べる方が非常に多いです。
中村アンさんみたいになりたいです…
すでに近づいているかもしれませんよ!
2.全体の60%の人は普通体型
こんな研究結果があります。
20代の女性をターゲットとしたBMIを基準に行った研究で、全体の60%は普通型。
20%の女性は肥満型。
残りの20%の女性は痩せ型。
というデータが取れたそうです。
BMI(Body Mass Index)
ボディマス指数と呼ばれ、体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数
他人と比べることで普通体型であるのにも関わらず、自分が太っていると過小に評価してしまう傾向があります。
実際に私が今まで担当してきたクライアントでも、8割の方が痩せ型でした。
えー!そうなんですね!
3.普通体型であるのにも関わらず、食事制限をしてしまう傾向がある
普通体型であるのにも関わらず、自分は太っていると評価してしまう方々に共通するのが、食事の問題です。
食べることを恐れ、食事制限に走ってしまうのです。
特に女性は食事制限や食事を抜いてしまうとタンパク質が不足しがちになります。
4.食事制限や食事を抜くと…
女性の場合、月経が周期的に訪れますが、正しく食事を摂取しないと、鉄分不足により、貧血・月経不順など健康を害する恐れがあります。
ここでは皆さん『鉄分』に注意が行きがちですが、人によっては『タンパク質』不足からこのような症状が出ている場合があります。
タンパク質不足→鉄不足→貧血
上記のサイクルに陥らないように、『正しい健康知識』を次のパートから説明していきます。
5.まずは自分の現状把握が大切
まずは自分の現状把握が大切です。
適正体重の計算方法
身長 × 身長 × 22 = 適正体重
一度計算して見てください。
あとはどれくらいの量の食事を摂取してもいいのかを知りたいわ♪
6.一日の食事摂取について
1日の食事は、下記の割合で摂取することが望ましいとされています。
◯PCFサイクル
%だけにしたのは、理由があります。
数値を質量にしてしまうと、それにヤッケになってしまうからです。
あくまでも今回の課題解決は健康です。
過度な食事制限ではないからあえて%表示しています。
(1)炭水化物
グラフを見ると一目瞭然ですが、炭水化物の割合が1番です。
『炭水化物』の役割は、身体を動かすエネルギー源です。
このエネルギー源が不足してしまうと、筋肉の素であるタンパク質(アミノ酸)を分解してエネルギー源に代用してしまいます。
(2)タンパク質
タンパク質の割合が1番少ないですが、3食しっかり食事を摂らないとタンパク質でさえ1日摂取量まで届かないのです。
『タンパク質』の役割は、筋肉の合成・新陳代謝の材料などです。
タンパク質を使って「筋合成⇄筋分解」の繰り返しを行なっています。
タンパク質が不足してしまうと、筋肉が分解され身体のラインは崩れていき、求める像と真逆の方向へ進んでいってしまいます。
7.まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「【健康意識が高い女性が陥りがち】食事制限によるタンパク質と炭水化物の不足」について解説をしてきました。
まずは食事制限ではなく、健康的に1日3食しっかり摂ることが必要です。
プラスαで運動を取り入れることで、健康的な身体を手に入れることができます!